iPhone 7 おサイフケータイやモバイル会員証
2016年8月29日記載
iPhone7 に おサイフケータイの噂が出てきましたね。
よくある実現味ないリークや、ただの願望から出たいつもの噂なのかなともおもったのですが、日本経済新聞に取り上げられていました。
2016年8月26日版 日経の記事
2016年8月26日版 itmedia の記事
iPhone を所持したことも購入予定もないですが、iPhone はスマホ動向を一変させる力があり影響力が大きいと思います。もし iPhone7 へのおサイフケータイが実現されたらモバイル会員証の普及に拍車がかかるかなと思い注目しました。
実現されたら嬉しいのですけど、Felica は日本独自で普及している仕組みなのにグローバル端末の iPhone に本当に積まれたりするのでしょうか。
その疑問は iPhone7 に Felica が実装されたらおサイフケータイが世界中で競合や普及することに繋がる道筋になるのかもしれないですね。その辺りの背景も踏まえて現在調整や検討中なのかも。iPhone7 を使う予定はないですがぜひ実現して欲しいと思います。
モバイル会員証と電子マネー関連で最近他に注目している話題は、TSUTAYAの経営やTポイントの運営を行っているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が提供を初めたアプリ「スマホサイフ」です。
2016年7月からサービス提供が始まりました。
こちらは、簡単にどんなアプリかというと iPhone、Android で使える色々な会社のポイントカードがアプリ化されたポイントカード統合アプリです。
少し具体的に特徴を書くと・・・
- 提携された企業のポイントカードのみアプリ内で所持ができる
- 会員証、ポイントカード、スタンプカード、電子マネーの機能がある
- おサイフケータイ対応端末では、Felica と連動している
- 電子ポイントカードの仕組み、サービスを包括・提供する共通プラットフォームである
- CCCが展開するアプリなので、たぶん中核は Tポイントになると思われる
CCCは、ゴミクズ企業なので大っ嫌いですが、Tポイントなどは様々な場面で使われています。Tポイントは自分も好きではないですが使っています・・・
今でもポイントカード統合アプリはありますが、どれも単純にバーコードを取り込んだ非公式のバーコード取り込み型ポイントカード統合アプリが主ですよね。
↑こういうアプリです。これ自分も使っています。これ系のアプリの目的は、ポイントカード電子されていないお店のポイントカードを自分で勝手に電子ポイントカードにするという点です。
このアプリ、無料/安全性は不明。場合によってはお店で利用を断られる場合もあります(経験あり)ただ、デメリットを踏まえながら使う分にはとても便利です。
その点、CCCが初めたアプリ「スマホサイフ」は、CCCが提携した企業の公式電子ポイントカードです。お店で利用を断れれることはありません。
こんな画面
このスマホサイフというアプリ、まだまだ提携企業が少なくキラーポイントカードとなり得るポイントカードが少ないですが、モスバーガー、GAP、ユナイテッドアローズ、クリスピークリームドーナツなどは決定していますので要注目アプリ&サービスだと思います。
ちなみにこれはクリスピークリームドーナツ夏のスプリンクルの新製品、スカイブルーです。おいしかったです~
2016年7月現在の決定しているポイントカードはこちら。
モスバーガーなんかはもう使えるみたい。TSIホールディングスは、NBB(ナチュラルビューティーベーシック),ジルスチュアート,マーガレットハウエル、abxなど人気のブランドを数多く抱える総合アパレルです。そのため実際に目に見えて街でサービス開始されるお店はさらに多いと思います。
ポイントカード電子化統合アプリのメリットを2点あげます。
- 利用者側: 貨幣、プラスチックポイントカードが電子化されたら財布やバッグは軽くなるのはもちろんですが、さらにポイントカード統合アプリは、スマホ内の複数のポイントカードアプリを削減できスマホ内のリソース軽量化にも繋がる。
- お店側: ポイントカード電子化をしたくても投資リソースやノウハウがなかった企業やお店がすぐに始め易く、初期投資費用が少なくポイントカード電子化する企業が増える
統合ポイントカードってありそうでまだまだ普及段階なんですよね。技術的には、プラスチックカードベースでもモバイルアプリでも複数の会員証をまとめて1つにすることはどちらも可能なのですが、それぞれの利権や実行するメリットが少ない(初期費用の問題など)ことで今まで存在しなかったのだと思います。
ところが、近年の楽天ポイントやTポイントなど大手のポイント統合化や共通化に囲い込み戦略による競合などで「ポイントを複数の企業でまとめる」ということが進んできました。利用する顧客側もYahoo!ショッピングで溜まったポイントをファミリーマートで利用できたりとデメリットもありません。
また、ポイントカード運営に加入するお店側も顧客心理の「楽天ポイントが溜まるのならここで買ってもいっか」という購買動作が欲しく登場人物に損をする人物がいないためにポイント共通化はどんどん進んできています。
「ポイント」と「ポイントカード」って目的と道具みたいな物で似て非なるものなのですが、ポイントの共通化が進みこのような「ポイントカードをまとめる」というサービスに企業が着手するメリットが出てきたのだと思います。
提携企業や電子化ポイントカードどんどん増えて欲しいな!!と願うドーナツだいすきお団子ポニーの最近の注目ごとでした。
この記事のまとめ!
- iPhone7 におサイフケータイに必要な Felica 搭載の記事が日経に出ていた
- Tポイント、TSUTAYA運営企業のCCCが"スマホサイフ"というアプリを出した
- 「スマホサイフ」は複数のお店のポイントカードをアプリ内に持てる
- クリスピードーナツからスカイブルー色のドーナツが発売中
無料アプリ。
ドーナツ含め粉好きお団子ポニーおすすめ京都のデニッシュのお店(食べながらこの記事書いた)
京都祇園のマーブルデニッシュおすすめ。今だと片方から切るとイチゴ、反対から切るとミルクのイチゴミルクのデニッシュがあるよ。これはイチゴ側。バターでごまかしていないおいしさ pic.twitter.com/KYhBPLu7sO
— お団子ポニー (@OdangoPony) 2016年8月29日