アプリケーションへ付与する権限の意味 for Blackberry 7.0
難しい ★★☆
対象;Blackberry OS 7.0 / 6.0 / 5.0
アプリを新しくインストールする時または初回起動時にアプリにxxxの設定を許可してよろしいですか?と許可を求められます。
例えば MP3プレイアプリに音楽フォルダ内へのアクセスを許可しても良いのでしょうか。MP3プレイアプリは当然、音楽フォルダ内のMP3ファイルを再生したり移動したりしますのでもちろん許可ですよね。
では "個人情報" と "場所" と"外部通信" の権限は与えて良いと思いますか?
なんかこわい
これ少し考えてしまいますよね
権限割当の項目の中で意味がわかりにくく権限を与えるのに不安そうな表記のみ書き出し意味を記載してみたのが当記事の主題です。接続・対話形式・ユーザーデータの3つの区分に別れています。
Blackeberry App World に載っているからといって求められるがままに許可するのも不安と言えば不安です。かと言ってOS 6/7 は権限をユーザーが割り当てないとまともに動かない場合がよくあります。
[OS 6の場合] オプション > デバイス > アプリケーション管理
全てのアプリに適用されるデフォルトの設定→ メニューを表示 > デフォルトの権限を編集
アプリ個別ごとの設定→ > アプリを選択 > 権限を編集
<< 接続 >>
位置データ
GPS位置情報を取得のこと
インターネット
アプリケーションによる通信事業社の3Gインターネット経由のアクセスのこと。アプリごとに料金が発生する3G通信を制限したい時に使えそうですね。
<< 対話形式 >>
アプリケーション間コミュニケーション
端末内のアプリケーション同士での通信のこと
アプリケーション管理
モジュールの追加や削除したりするアプリケーション権限にアクセスできるかのこと
入力シミュレーション
キー操作のアクションを取得できるかのこと。キーロガー機能とも取れるのですがユーザーが押したボタン情報を知りたい場合もあります。
記録
アプリケーションの画面キャプチャのこと
セキュリティタイマーをリセット
実行時間が長いアプリが画面ロック起動時間の延長やバックライトが消灯する時間を変更や調整する権限のこと
<< ユーザーデータ >>
メール
電子メール、SMSを含みます
メールって標準メーラーのデータのみだと思います
機会あればサードパーティーのメーラーデータが含まれるか確認してみようかな
オーガナイザデータ
アドレス帳、カレンダー、メモ帳、タスクの4種類
ファイル
端末内のユーザーが作成したファイルにアクセスできるか
セキュリティデータ
Seculity Key Store、証明書のこと
上記2番目の画像は画面キャプチャアプリなのですが、GPS情報・個人情報・接続情報が本当に必要なのでしょうか?"接続情報" は無料ソフトのため広告表示に必要だと思います。
"個人情報" なのですがアプリーションがファイルやセキュリティキーストアにアクセスする必要がある場合に同じ「ユーザーデータ」カテゴリに所属しているためカテゴリーまとめて「個人情報へのアクセス権限をください」と聞いてくる場合があります。個人情報へのと言われると少し違和感が生じますね。
アドレス帳とタスクへ権限は禁止、ファイルへのアクセスだけは許可とすることも可能です。ユーザーデータカテゴリーの表記は「カスタム」に変わります。個別に禁止設定にすると動作しないアプリもありますし、本当に個人収集するソフトもあるかもしれませんので注意が必要だと思います。
そのうち別記事に自分が設定しているデフォルト設定を書いておきます。